27インチモニターは解像度がフルHDで荒が目立つ...なんて意見もありますが、むしろ解像度がフルHDだからこそ幅広くゲーム対応出来るし、エクセルなんか使う時に便利だという人もいます。
 個人的にはエクセルにはいいよなぁと思ってますが。
 円安で各種パーツ値上がりの中、27インチでも安価なものはまだあります。
 下位の24インチクラスがそのまま大きくなったような性能ですが、値段を考えれば大したものです。安価な27インチモニターとしては割と破格な方かと。
 ただ、どうしてもLGの特性上初期不良を引く確率が高いのと(出荷数が半端ないですしね)、ケーブルとの相性があったり下手すると付属以外の電源ケーブルで変な挙動したりと面白おかしいナレッジが手元に溜まっていたりはしますので、その辺りが気になる人は避けた方がいいかな、と。
 とはいえ、初期不良であればAmazonに叩き返して新品交換してもらえばいいですし、ケーブルであればいいものを買えば済みます。
 スピーカーはありませんが、端子はあるので安いスピーカー買って接続すればモニターに接続したスピーカーから鳴らせるのも面白い。
 高さ調整とか細かいところが廉価で出来なかったりするので、アームで使用するといいかと。重量は4.4kgですが、5kgに対応したモニターアームでぶん回してあげましょう(笑)
 

 円安が進んで秋葉原も各種パーツが値上がり気味。とはいえ必要な時にどうしても欲しいパーツのひとつがモニターです。
 売れ筋は22~24のモニタですが、ゲームなど考えると23-24インチクラスのお手頃モニターが欲しいところ。
 Amazonで売れ筋の4機種にしぼって今回はご紹介。

・LG 24MP48HQ-P
 Amazonのレビューが19インチから24インチからごちゃ混ぜでレビューだけ読むと大混乱しますが、悪い評価は19インチや22インチの下位クラスのものがほとんどです。
 24インチのこいつはそこそこ悪くないと私は思っています。IPS系で、非光沢。そしてブルーライトカット(いるかどうかはともかく)と機能豊富で、HDMi端子ついてる中では安価ですし性能も結構いい。
 短所は接続端子がHDMIとD-SUBがそれぞれひとつと思い切った割り切りがしてあるところ。とはいえPCひとつ繋ぐだけとか、ノートPCに繋いでサブモニターにする用途ならまったく問題になりません。
 ベゼルも薄く、低価格帯の中では結構頑張っている機種です。
 あとHDMIケーブルが一本ついてきます。地味にありがたいですね。

・I-O EX-LD2381D
 LGと同価格帯で似たような性能ですが国内メーカーのサポートがしっかり受けられるのが最大の魅力。
 あと、DVI端子もあるので、接続で困ることはあまりない印象。スピーカーも一応ついてますが、過度な期待をするとあるぇ?となります。あくまでおまけ。
 発色が独特なので、好みに合わない人は調整必須です。これはI-Oのモニターの伝統なので、慣れてる人はむしろこれでないとな...となりますが、そうでない人は調整必須だと思います。
 欠点としては付属ケーブルがD-SUB一本とメーカーの担当者に「いつの時代に売るつもり?」と聞きたくなる部分が(とはいえ、一番汎用的で安い訳ですが)。
 価格なりの性能ではありますが、調整次第では結構いい感じのモニターにもなるので、今回紹介している中では身内一番人気です。
 ただ、I-Oのサポートは昨年辺りからどうもあまりいい印象がないので、その辺りはAmazonの悪魔としてはマイナスしたいところ。海外メーカーより対応が悪い担当者とかいるとは思いませんでした...

・BenQ GL2460HM
 BenQのモニターも世代交代が進んで、かなりシンプルで安価ないいモニター群になって来ています。こいつはその中でもスタンダードなもの。
 性能としては上で紹介したLGのもとと似通っていますが、初期調整が割と美白寄りなので、気になる人は調整必須。
 LGより1000円安いですが、付属のケーブルはDVIが一本。端子はこっちの方が多いので、HDMIケーブル購入前提で使い回しはこっちの方がいいかな。
 ビジネスの現場でやたら導入されていて、会議用フリースペースに設置されてる率がものすごく高いです。なので雑に扱われても案外壊れないのは私が見た限りでは結構なもの。
 反面、初期不良率は高め。50台いれると1台ぐらいぐずる子がいる感じ(あくまで個人の感想ですが)。ただし初期不良なら交換対応なので、サポートはそれほど悪くなく感じます。
 故障時のサポートは今回紹介しているメーカーの中では最下位と私は見ます。あまりよくはないので、壊れたら買い替えるぐらいの感覚で。
 どうしてもって人はむしろ大手家電店の延長保証つけて、店頭持ちこみ修理をしましょう。不快な対応は店員さんが代行してくれます。ただしその場合修理期間はかなり長めになりますが。
 あんまり壊れない機種なんですが、壊れないものはないということでそこはご注意を。性能的にはいいので、製品としては評価しています。

・Acer K242HLbid
 Acerのモニターの中では廉価版に位置する製品ですが、DVIとD-SUBのケーブルがついてきたり、HDMI端子もあるはあるので廉価版の中では頑張ってる方。
 モニターとしての性能は評価が分かれるところで、ユーザーがいじれないファーム部分での変更が何回かあり、出荷時期で性能が黙って変わったりします。
 Amazonのレビューにもありましたが、同じモニターを半年後に買ったら設定項目が違ってたり、あったはずの項目がなくなっていたり。
 これはAcerならではというか、このメーカーのいつものことなので、それが嫌な人は避けた方がいいでしょう。
 非光沢のTNですが、むしろIPS嫌ですって人もいますので、そういう人には案外オススメだったりします。
 あとなぜか某量販店がものすごいプッシュして売ってきますので、所有してる人が結構いたりいます。安くていいモニターというと選択肢によく上げられるのですが、私の中ではあまり評価はよくないです。
 もう少し予算を足してAcerの上位モデル買うと評価ががらっと変わるんですが...今回の記事の趣旨から外れちゃいますしね(^^;

 いかがだったでしょうか。Amazonの悪魔がセレクトした4つのモニター。どれも触ったことがあるので、個人の主観で評価をつけています。
 サポート期待も含めて個人で買うならI-OかLGでしょうかね。LGであれば営業担当者を見知っていますので、最悪担当者の脳天に投げつけてでも修理させる自信があるからですが(笑)
 I-Oはサポート担当者によっては不快な思いをしたことがありますが、別段担当者の変更を申し出れば済むかなと思うので、この辺りはAppleやAmazonでも同様と思ってます。結局は人のやることですからね。こちらも言い方が悪いと相手もかちんと来ます。お互いクールにいければ、スムーズです。
 でも今回の4機種の中では一番サポートがまともなので(苦笑)
 性能としてはLGのやつが好みなんですが、この辺りはどうかなーというところ。もう数千円足してiiyamaとかも選択肢にいれてもいいかもですが、やはり予算のない昨今。この価格帯のパーツは貴重でありがたいと思います。
 購入の参考になれば。
 
 

 先日買ったFireHD8のSDがもうぱっつんぱっつんになってしまったので、128GのMicroSDを導入することにしました。
 で、ついでだったので以前から気になっていたPrimeNOWを利用することに。
 1時間以内なら890円、2時間以内(2時間ごとの配送枠から選択)なら無料で届くこのサービス。
 prime会員だけ、スマートフォンの専用アプリからのみという限定的なサービスですが、自宅が対象エリアに入っていたため、試しに2時間以内で注文。
 そして初回のみ使える「5000以上買い物するなら2000円割引くよ」というどう考えても赤字なんじゃないか?というクーポンも利用出来ましたので、それを利用。
 結果がこの画面。
primenow.jpg

 画面の一番下にクーポンをいれるところがありますので、そこからクーポンを入力しました。
 いつまでやってるかわかんないキャンペーンですが、この文章をクリックすると該当ページへ。
 むちゃくちゃありがたいですね。今回は5180円の商品なので対象となり、結果がこの価格。やっすい。
 画面写真は貼りませんが、アプリ上では倉庫から自宅までの地図が表示され、トラッキング表示(届くまでのリアルタイム表示)がされます。
 見てルと面白いです。
 13時ぴったりに注文したので、何時に届くか。リアルタイムに書いて行こうかと思います。

 プライムデーほどではありませんが、再び始まる大幅値引き。
 fireはクーポンコード『FIREPRIME』、Fire HD 8は『FIREHD8PRIME』を使うことで4000円引きとなります。
 (クーポンの使い方はFire HD 8の記事にあります)
 というわけで、fireが4980円、Fire HD 8が8980円となかなかにお買い得です。
 がっつり本を読むって人にはFire HD 8がオススメなのですが(過去にこんな記事を書いています)、やはりお買い得感はfireの方が高いです。
 どちらもSDに書籍データなどをいれることが出来るようになっているので(昔書いた該当記事)、ヘビーな使い方にも十分耐えられます。
 アプリ以外のデータはほぼSDに入るため、本体容量はぶっちゃけ8Gあれば大抵の場合OK。
 安いfireをラフに使っていくもよし、漫画主体だし奇麗に読みたい...とかならFire HD 8もよし。この辺りはお好みで。
 

[10/30まで]firestickの値引きセール進行中[20%引き]

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 firestickが20%引き...というかぶっちゃけ1000円引きでセール中。今月末(30日)までですが、3980円で買えます。
 発売当初のセールで買った人が最安値だったわけですが、さすがにあそこまでの大幅値引きがくるのは新製品へのリニューアル前ぐらいでしょうか。
 何ができるの?といえばまぁ動画みたりゲームやったりできますが、メインはやっぱりprimeビデオ。
 日本のAmazonは特にここに力をいれてきている感じで、アニメやらなんやらものすごい勢いで見れる作品が増えています。
 とはいえ、ずーっとその作品があるかというと、一定期間で見れなくなったり(一定期間だけお金はらって見放題に加えているため)します。
 スマホで見るのもいいんですが、こいつがあればだらーーーーーっとドラマやアニメを流しっぱなしにして作業できたりして、我が家ではかなり重宝していたり。
 TVの大画面っていうなら、PS4とかでも見れますけどね(笑)
 まぁ私のまわりではなぜか昔から「暖炉の映像」を見せてくれるアプリが大人気で、ぼーーーーーーっとつけっぱなしにしてる時もあります。
 前から欲しくて、ちょっとでも安ければいいやって人にはいい機会だと思います。
 あと、他社の動画もアプリであるので、DMMとかfuluとかも見れちゃうのはありがたい。ニコニコ動画だって見れますしね。
 空いてるPCモニタのHDMI端子に刺して使うのとかも面白いですよ。

 Kindle Paperwhiteに日本向けモデルが登場します。32GBの内臓メモリに、ページめくりが高速化。
 たくさんの漫画を持ち歩きたい日本人向けに日本Amazonから米国本社に働きかけたことで生まれたモデルだそうです。
 ファイルサイズが大きい漫画は確かにたくさん持ち歩けない。32GBあればたいていのシリーズを本棚ごと持ち歩ける。なるほど日本モデル。
 実際のところノーマルPWと比べて2000円増しで容量が圧倒的に増えるのはもうね、これはすごいことだなぁと思います。
 でも個人的にはこれは次のPWに向けてのVer1.5かなぁと思ってたり。大容量kindleの話は昨年からチラチラしてましたので(FireHD8なども容量アップの方向に進んだ)、その路線かなと。
 ソフト面での新機能は今発売中のPWなんかにも来るそうですので(10/26前後だったかな?)、ハード的にはメモリ増設が一番のトピック。
 漫画を読まない人にとっても大容量kindleはうれしいところ。たくさんの小説を持って出かけられるのは本当にうれしいところです。
 ラノベとか巻数すごいのありますから、そうしたシリーズを全部持ってあるくことも夢ではなくなりました(^^)
 今からWiFiモデルを買うならこちらを買うのが一番でしょう。完全な上位互換ではないですが(LTEモデルがない)、これはこれで。
 電子ペーパーでサクサク漫画が読めるというのは非常に魅力的。
 今後出てくる新型kindleの試金石でもあると思うので、かなり楽しみです。
とはいえ、前モデルを持っているのとfireもFireHD8も使ってる身ですので、今回私は見送りです。持ってなければ買ったかなー><

 なお購入を検討している人はプライム会員のみクーポンコードで4000円OFF。
 クーポンコード『PRIMEMANGA』で4,000円OFFですので、入力をお忘れなく。

 なんだこりゃ。というのが本音だったりしますが、国内ではいまいち人気の出なかったXBOX ONEが価格改定して5000円下がり、さらに9月からやってるキャンペーン適用で...
 ゲームが1本ついて24000円以下という大変インパクトのある価格になっています。
 Amazonでは選べる2つのパッケージがあり、BF1か、マスターチーフコレクションが入っているものかという選択に。
 XBOX ONEって何よといえばPS4の対抗機であり、性能的にはやはり低くはない訳で、それがこの価格っていうのは...
 もちろんPS4を持っていればBF1のために買うこともないですし、最適化具合によってはゲーム次第でPS4のがよかったりとかあるんですが...
 そんなことよりマスターチーフだろ?という人にとって。今まで踏ん切りがつかなかった人にとっては。
 最強の一撃だと思いますこれ。
 一応来年の末辺りに、上位機が出る予定ですが、価格を考えると十分にお得感があります。
 PS4もってる身でもぐらぐら来ますしね...これ...というかHALO好きならあああぁぁぁぁぁぁぁぁアアアアアアって感じだと思います(笑)
 在庫がすぐ切れるとも思えませんが、欲しい人は突撃していいんじゃないでしょうか。
 私はXBOX360を持ってるので、所有ゲームが互換動作するかを確認してから購入検討します。
 さすがにXBOX360もガタが来ているので、STG動作機種としてリプレースは検討しないと...
 後、地味にコントローラーが使い安いですよね、XBOX ONEのやつ。箱系ユーザーは所有ゲームが動くか確認して突撃もありだと思います!

 ブレイブウイッチーズも始まり、ますます絶好調のウイッチーズ。
 その原点たる501の勇姿がいま1つのボックスに!というわけで、TV一期+二期&OVAに劇場版と、現在出ている映像作品(最初期OVA除く)が全て入ったボックスが発売です。
 38552円と、さすがにこれだけ盛り込むとなかなかのお値段ですが、BDBOXでちょっとあれかなと思っていた一期をさらによくしてくれてるみたいですし、すでにもってる作品があっても注目したいところ。
 むしろ何ももってない人はこれを買えば基本全てが揃う(秘め声CDなどは除く)ので、かなりお得といえばお得です。
 この機会にあなたもウイッチーズの世界を堪能してみませんか?
(悪魔さんはブレイブウイッチーズで北郷さんが動いた!しゃべった!と変な方向で堪能中)

アニメ版「デビルマン」が好きだ 

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東映公式チャンネル「デビルマン第一話」

 デビルマンが好きだ。それも、漫画版ではなくアニメ版のデビルマンが。
 デビルマンというと、どうしても永井豪の漫画版デビルマンの方がファンが多い。
 壮大なスケールで人間とデーモン、そして神との戦いを描く漫画版デビルマンはその展開、迫力、どれを取ってもさすがの一言で、根強いファンも多い。
 けれど、私はどちらかといえばアニメ版デビルマンの方が好きだ。
 漫画版では、不動明が飛鳥了に誘われてサバトに参加、そこでデーモン(悪魔)との合体を経て悪魔の力(アモンの力)を身につけて「デビルマン」となる。
 戦い傷つき、あらゆるものを失いながら、ついには悪魔と神との決戦へと話は進んでいく。これはもう一度読んでもらった方が早い一大サーガになっていて、悲しくも迫力ある展開、そして救いの少ない話運びなどもうなんていうか、確かにすごい漫画だと思う。
 一方アニメは「悪魔がヒーロー」という基本ベースと登場人物の名前は同じだが、同じ原典を使用した別物になっている。
 アニメ版では最初からデビルマンはデビルマンと呼ばれていて、雪山で不動親子を殺害、不動明の姿を乗っ取ったデビルマンが戦っていくストーリーである。
 漫画では、悪魔の力を得た人間。アニメでは人間の姿(と立場)を手に入れた悪魔。真逆である。
 アモンがデビルマンとイコールであるなら、アモンが乗っ取られたのが漫画で、アモンが不動明を乗っ取ったのがアニメ版である。
 冒頭にアニメ第一話のリンクを貼ったけれど、1話は脚本の辻さんの筆が冴え渡っていて、明快にしてわかりやすい展開、そして見ている視聴者が「ああデビルマンとはそうなんだな」と1話でわかる構成、展開になっている。
 漫画版と違って、深いテーマとか残酷な展開とかを主軸に据えるのではなく。
 デーモン族として人間界を混乱させなきゃいけないはずのデビルマンが、牧村美樹という一人の女を好きになってしまい、ただ一人の女を守るためにデーモン族と戦って行く。それが主軸になっている。
 明快でわかりやすい。
 1話の中で、

 デビルマンの出自と目的(デーモン族の勇者として人間と敵対)→そのはずが結局一人の女に惚れちゃって人間と敵対していない→デーモン族が何してんだよと現れる→裏切った覚えはないけど戦うなら戦うぜ!

 という流れるような展開があり、その中でも「必殺技」をきちんと全部盛り込んで、かつ人間の時に受けたダメージはそのまま引き継がれることや、巨大化は割と任意で大きさが変えられることなど小ネタもわかりやすく盛り込んである。
 さすがだなぁと思うし、今見てても面白い。
 単純であるというのは悪いことではなく、それだけわかりやすいし、理屈少なく楽しめるということだと思う。
 そして、なんで牧村美樹に惚れたのかはデビルマン自身にもよくわかっていない。
 本人はデーモン族を裏切っちゃいないと力説しているが、その後もどう見たって惚れた女のためだけに戦って行くのである。
 主題歌を思い出して見ると、本当に本編とリンクしたOP、EDとなっていて、歌の良さもあって作品の魅力を一層押し上げてるなぁと思う。

 「裏切り者の名を受けて全てを捨てて戦う男」
 ようは牧村美樹のためだけにデーモン族を裏切り、全てを捨てた。
 二番の歌詞では
 「初めて知った人の愛。その優しさに目覚めた男」
 となっていて、やっぱり美希への愛を歌っている。
 ある意味では人のためではなく、一人の女のために戦うヒーローであり、単純であるがゆえにその純粋さがたまらない。
 EDも同じで、
 「人の世に夢がある。人の世に愛がある。その美しいものを守りたいだけ」
 で、やっぱり美希がいる世界、美希がいる夢、それらを守りたいだけなのである。
 そしてEDの2番では、
 「もうこれで帰れない、さすらいの旅路だけ。この安らぎの心知った今では」
 と歌っていて、これもやっぱり美希といる安らぎ、美希がいる安らぎを知ってしまってはもう戻れないという純粋でひたむきさがたまらなく胸を打つ。

 毎週デーモン族と戦ってはいるが、その理由も裏切り者のデビルマンを倒すために刺客を送ってくるから迎撃してる訳であり、デーモン族が「美希とデビルマン、そして美希の家族は保全する。好きに生きるがいい」と宣言してほっといてくれれば、たぶんデビルマンはあそこまで戦わないだろう。美希以外ではせいぜい美希の家族ぐらいしか守る対象になっていないみたいだし。

 漫画版では守れない牧村美樹という存在を、アニメ版ではずっと守り続けているのである。

 何もかも守れず、何もかも失っていく人間不動明を描く漫画版。
 ただひたすらに牧村美樹を守ろうとするデビルマン(アモン)を描くアニメ版。

 ヒーローとしては圧倒的にアニメ版だなぁと思っている。
 アニメ版も永井豪のテイストをちりばめているので、勧善懲悪ともいいずらい毒の混じった話も多いし、後味がいいかというとそうでもない。その辺りも含めてアニメ版は漫画版のテイストもある程度盛り込んでいると思う。
 インタビューで脚本の辻さんが言っていたが(wikiにも書かれているが)、そもそもの根底にあるのが「中国大陸で脱走した日本兵が、娘を守って日本軍をやっつける話」らしく、そう言われてみるとそうなのかもなぁと。

 敵は同じ日本兵。脱走した兵士がただ一人の惚れた娘(その場合は中国の娘)を守って日本軍と戦う。脱走した日本兵を日本軍は許さないからひたすら追っ手がかかる。
 脱走兵の末路は哀れであると辻さんは言ってるので、アニメがもし長期になっていたら、あるいは辻さんが完結脚本を書いていたら、漫画版と同じくダークで救いのない展開になっていたのかもしれない。

 ただ、それらの結末は書かれず、アニメ版のデビルマンは牧村美樹を守り続けながら「今日もどこかで」戦い続けていることになっている。
 終わりのない戦いの中、守り切れるたのか。その結末が描かれることはないと思うけれど。
 ハッピーエンドで終わらないかもしれないけれど、愛だけは貫いて終わるんだろうなと思っている。
 子供向けの枠の中で、きちんと一話完結のスタイルで最後まで放送されたデビルマン。
 今公式チャンネルで改めて第一話を見ても。
 面白いアニメだと思うし、胸を張っていえる。
 アニメ版デビルマンが好きだ。大好きだと。
 子供の頃に見たヒーローは、今もまだやっぱりヒーローで。戦う理由も小難しい理由を必要とせず。ただ好きになった女の子を守りたいだけ。
 異能の力も何もかもがそのためだけに。

 悪魔の力を身につけた、正義のヒーローデビルマン。
 漫画版を原作とした劇場版やらOVAなりあったけれど。
 TOEIにはこのアニメ版をきちんとしたモチーフを維持したままで、また作って欲しいなと思う。
 難しいことはなく。
 ただ一人の女のために戦う孤独なヒーローとして。
 それまでは公式配信やBD-BOX、あるいは再放送で。アニメのデビルマンを楽しみ続けたいと思う。
 たぶん歳に関係なく。親子で見ても面白いモチーフだし、ごてごてしたものを必要としないヒーローだと思うから。
 
 最後に昨年ツイッターでつぶやいたデビルマンのツイートを貼っておきます。
 この先もずっと、ツイッターやこのブログ、飲み屋でのだべりでも。
 デビルマンが好きだと言い続けるんだろうな。

アニメ版「デビルマン」が好きだ

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東映公式チャンネル「デビルマン第一話」

 デビルマンが好きだ。それも、漫画版ではなくアニメ版のデビルマンが。
 デビルマンというと、どうしても永井豪の漫画版デビルマンの方がファンが多い。
 壮大なスケールで人間とデーモン、そして神との戦いを描く漫画版デビルマンはその展開、迫力、どれを取ってもさすがの一言で、根強いファンも多い。
 けれど、私はどちらかといえばアニメ版デビルマンの方が好きだ。
 漫画版では、不動明が飛鳥了に誘われてサバトに参加、そこでデーモン(悪魔)との合体を経て悪魔の力(アモンの力)を身につけて「デビルマン」となる。
 戦い傷つき、あらゆるものを失いながら、ついには悪魔と神との決戦へと話は進んでいく。これはもう一度読んでもらって方が早い一大サーガになっていて、悲しくも迫力ある展開、そして救いの少ない話運びなどもうなんていうか、確かにすごい漫画だと思う。
 一方アニメは「悪魔がヒーロー」という基本ベースと登場人物の名前は同じだが、同じ原典を使用した別物になっている。
 アニメ版では最初からデビルマンはデビルマンと呼ばれていて、雪山で不動親子を殺害、不動明の姿を乗っ取ったデビルマンが戦っていくストーリーである。
 漫画では、悪魔の力を得た人間。アニメでは人間の姿(と立場)を手に入れた悪魔。真逆である。
 アモンがデビルマンとイコールであるなら、アモンが乗っ取られたのが漫画で、アモンが不動明を乗っ取ったのがアニメ版である。
 冒頭にアニメ第一話のリンクを貼ったけれど、1話は脚本の辻さんの筆が冴え渡っていて、明快にしてわかりやすい展開、そして見ている視聴者が「ああデビルマンとはそうなんだな」と1話でわかる構成、展開になっている。
 漫画版と違って、深いテーマとか残酷な展開とかではなく。
 デーモン属として人間界を混乱させなきゃいけないはずのデビルマンが、牧村美樹という一人の女を好きになってしまい、ただ一人の女を守るためにデーモン族と戦って行く。
 明快でわかりやすい。
 そして、なんで惚れたのかはデビルマン自身にもよくわかっていない。本人はデーモン族を裏切っちゃいないと力説しているが、どう見たって惚れた女のためだけに戦って行くのである。
 主題歌を思い出して見ると、本当に本編とリンクしたOP、EDとなっていて、歌の良さもあって作品の魅力を一層押し上げてるなぁと思う。

 裏切り者の名を受けて全てを捨てて戦う男。
 ようは牧村美樹のためだけに全てを捨てているのである。